10X社員に聞いた 「おすすめの1冊」と日々のインプット方法

2022/9/16

朝夜の気温がだんだんと下がってき、過ごしやすくなってきましたね。日没の時間が早まり、夜の時間が長く感じられる「秋の夜長」にはきっと読書も捗るのでは…!?ということで、10Xのメンバーに①『秋の読書におすすめの1冊』②『日々のインプット方法』について聞いてきました。それでは早速行ってみましょう!

井上昂士

BizDev

人材教育コンサルティング企業にて制度構築/運用・育成を中心に、幅広く人事領域を担当。通訳・翻訳・折衝等の国際業務を兼務。 その後、アクセンチュアにて人事・組織コンサルタントとして、人事機能・人材マネジメント要件定義、リスキリングサービス開発、ファイナンス業務改革等のプロジェクトに従事。 2022年5月より10Xに入社。ベルギービールと海外と椎名林檎が好き。

①おすすめの1冊
パウロ・コエーリョ (著)『アルケミスト - 夢を旅した少年
大切にしたい価値観(共感できるもの、新たに心に置こうと思ったもの)が、一人の少年の物語に散りばめられていて人生を学ぶことができるし、読むと旅を終えたような充実感と、旅を始める前のわくわく感を得られるから。ひいてはキャリア形成の軸としても有益で、特にストレングスファインダーで“運命思考“が強い人にはお薦め。目の前に起こる“前兆“を大切にしながら、もっと広い世界を知って、“自由である喜び“を感じて生きていきたいと思った。

②日々のインプット方法

  1. 継続的にインプットするもの:日常の習慣に組み込むこと。例えば新聞は筋トレのインターバル+歩きながら、ニュースは家で体操しながら、など。
  2. 都度インプットするもの:(当たり前だけど)アウトプットありきでインプットすること。10Xに入ってから最も効果的だと知ったのは輪読会で、「同じイシューを抱え、同じ熱量と当事者意識を持った人達同士で、事前に読み、意見を整理した上でディスカッションすること」は、インプットの質量が人数倍(1人では1x、10人いれば10x)になり、イシュー解決に向けた超具体的なアイデアが出る。本当に有益だと思いました!


小酒井 睦美

@m_kozakai

Employee Success

株式会社ビザスクで広報部門の立ち上げを行った後、株式会社IDOMで広報に従事。その後、ビザスクにHRとして出戻り主にエンジニア/ 新卒採用&研修担当として上場後の組織拡大を経験。2022年7月より10Xに入社。

①おすすめの1冊
ほぼ日刊イトイ新聞  (著, 編集)岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
任天堂の社長を務めていた岩田聡氏のインタビューをまとめた本なのですが、岩田さんの言葉選びがとても柔らかくて素敵だなぁと人間的魅力を感じる部分と、たくさんの人を魅了するゲームを作ってきた方の仕事に対する向き合い方、両面を知り楽しめる本です。

②日々のインプット方法

  • 情報の仕入れ先をネットニュースやSNSだけではなく、新聞、雑誌やWBSなどのテレビ番組まで満遍なく触れることで入ってくる情報が偏らないように意識しています。
  • SNSや会社のSlackやNotion等で紹介されていて気になった本は、とりあえず買います。週末にサラッと読んで、気になった部分だけNotionにまとめ、本当に必要になったタイミングでしっかり読み込むなどして、複数回に分けてインプットしていくというやり方が最近は多いです。


出雲 翔

Growth

メーカーにてファイナンス業務に携わった後、スタートアップに転職。大学や企業との研究開発や、主に小売業界を対象に統計学や機械学習を用いたマーケティング支援を行う。2022年4月より10X入社。

①おすすめの1冊
アレックス・ペントランド (著)『ソーシャル物理学:「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学
私がデータ分析系の仕事に興味を持つようになった一つのきっかけの本です。「社会物理学」という社会科学分野でデータを活用し、国や文化を超えた法則を見つけようとする学問がテーマとなっています。少し古い本ではありますが、それまで注目されてこなかったデータ(携帯電話の行動ログなど)に注目して、形の異なる物体に同じ物理法則が働くかのごとく、一人一人違う人間の中に共通する法則を見つけようとするアプローチは今読んでもワクワクします。難しい数式はなく、組織におけるパフォーマンスなど、普段の仕事に関わるようなテーマも多いのでおすすめです。

②日々のインプット方法
いつ・どんなきっかけでこれまでのインプットが結びつくかわからないので、今どんなことに役立つかはあまり考えずに興味を持ったものをインプットすることを大切にしています。

松浦 優衣

@teshi04

Software Engineer

複数のAndroidアプリ開発を経験。株式会社メルカリ、neuet株式会社ではシェアサイクルサービス「チャリチャリ」のアプリ開発に従事。Androidにこだわらず企画なども担当。2022年5月より10Xに入社。お客様に価値を届けるオアダイ。

①おすすめの1冊
古川 日出男 (著)サマーバケーションEP
人の顔を認識できない青年が、出会いと別れを繰り返しながら神田川に沿って海を目指し歩き続ける物語です。独特の文体と描写で一緒に冒険をしているような感覚になります。この夏に夏っぽいことができなかった人、青春系の小説が好きな人におすすめです。

②日々のインプット方法

  • 読むだけだとすぐに忘れてしまうので、個人Notionに読書メモを書くようにしています。要点と自分の感想をまとめておきます。
  • 図書館で出会った本を借りるのも楽しいです。ちょっと興味あるかもと思ったものを、なんとなく手に取ります。図書館で本を借りると返却期限があるので積読せず読むことができて便利です。


江波 拓郎

@enaminnn

Product Manager

北海道出身。サントリーでの営業経験後、創業直後のITスタートアップに転職しPdMとしてのキャリアをスタート。医療系ベンチャーでのPdM兼事業責任者、教育系スタートアップでの新規事業プロダクトオーナーを経て、2022年7月から10Xにジョイン。

①おすすめの1冊
マーティ・ケーガン (著)INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント
プロダクトマネージャーのバイブルとも言える本書ですが、プロダクト開発に携わる全ての人にオススメです。私はこの夏から10Xで働き始めており、自分にとって大きな節目・変化のタイミングだということもあり、改めて読み返しているところです(チームメンバーの入替やプロジェクトの完了など、節目で読み返すようにしている一冊です)。読み返す度に新しい気付き・学びが得られるのがこの本の面白いところです。

②日々のインプット方法

  • 情報を処理する能力が高くないと自覚しているので、一度に多くを吸収することを諦め(なんなら今は何も吸収できなくてOK!くらいのスタンスで)、割り切って流し読み・流し聴きする基本スタイルです。(積ん読も多い)
  • 「そういえばあの本に書いてあった気がする」「Podcastのあの回で同じような話聞いた気がする」という感じで、トピック単位で読み返したり聞き返したりすることが多いです。
  • 輪読会のように、対話を通じて理解を深めていくスタイルが自分に合っていると気づいたので、今後はこの形でのインプットをもっと活用していきたいと思っているところです。



以上、10Xメンバー5名のおすすめの書籍とインプット方法でした。小説からビジネス本まで、さまざまなタイトルが挙げられていましたね。
日々忙しく過ごしているとなかなか時間を取れないことも多いですが、この秋はぜひ読書を通じたインプットの時間を作ってみてください!

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