川崎 雅史

2025/10/23


「私の挑戦」シリーズでは、10Xのメンバーが仕事での挑戦エピソードからプライベートまでリアルな話をQ&A方式で執筆します!
それぞれの回答から、10X内の業務や雰囲気、メンバーの人となりなどを知っていただけたら嬉しいです。

今回は、ビジネス本部第二事業部部長 川崎 雅史さんが担当します!

在籍年数、お名前をお願いします!

川崎雅史です。この6月で入社から丸4年経ちました。

10Xでは、どんな役割や業務を担われていますか?

ビジネス本部第二事業部長をしています。
チームのマネジメントを担いつつ、事業側では主に三つの役割を足元では担っており、
①地方スーパーマーケットのネットスーパーの成長、黒字化の推進・伴走、②ネットスーパーを中心としたプロダクトの新規導入先の開拓、③新規事業で取り組んでいるAIプライシングの導入、検証を担っています。

10X入社まではどんなキャリアを歩まれてきましたか?

新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーに入り、7年ほどコンサルティングに従事してきました。10Xにも繋がる要素ですが、街やモビリティという領域が好きだったのでそれに関連するような領域を中心に戦略、組織、コスト削減などの幅広いプロジェクトを担ってきました。
また、1年ほど出向のような形で世界経済フォーラムに所属し、日本のモビリティを盛り上げる/発信するための活動もしていました。

10Xに入社した決め手を教えてください

1つは領域的関心です。上記の街やモビリティに繋がってくる地図上で描かれる事業に対して単純にワクワクし、かつネットスーパーというインフラを創るという意義を感じられる領域だったことは重要な要素でした。

2つ目は重要なイシューにフォーカスして問題解決していく、会社としての事業への向き合い方への共感です。動き方としてやりがいがあり、かつ自分に合った価値の出し方が出来そうと感じました。

3つ目はちょうど2人目の子供が生まれるタイミングでもあった中で、10Xは家族の時間と両立させる働き方が出来る柔軟な制度、社風があったことも大きかったです。

入社後、一番の挑戦だった仕事について教えてください

簡単にエピソード紹介をお願いします

足元での取り組みなので現在進行形ですが、新規導入先の拡大の取り組みは事業としても重要度が高く、難易度は高いですがとても面白い挑戦だと思っています。

Stailerネットスーパーは初期から大規模な事業者に導入頂ける実績を積み上げてきました。
一方で、2025年6月時点でリリースしているパートナーは売上7~800億円以上の一定規模のある事業者をパートナーとしており、より小規模な事業者と取り組む体制は築けてきませんでした。それがプロダクトとしての保守性を高める活動や伴走の知見が蓄積される中で、より小規模ながら各地域を支えているスーパーマーケットとも取り組む体制が徐々に築けてきており、それに合わせて新規導入のコミュニケーションをより幅広いスーパーマーケットに対して向き合えるように間口を広げてきています。

どんな苦労や困難がありましたか?どうやって乗り越えましたか?

ネットスーパー事業は、小売事業者にとって「店舗を増やす」ではなく「新しい売上の仕組みをつくる」という全く異質な挑戦です。既存の延長線ではなく、事業そのものの立ち上げから黒字化まで伴走する必要があり、他社の成功事例をそのまま真似してもうまくいかない難しさがあります。

だからこそ、経営層が抱く「本当にやるべきか」「採算が合うのか」といった懸念を一緒に整理し、事業計画に落とし込む過程は非常に刺激的です。既存事業者との事業伴走の中で顧客課題に深く切り込み、その中で得た知見や解像度をもとに、今度は新規営業先に対して経営を動かす提案につなげています。難易度は高いですが、一人の中で両側面を担うからこそ説得力のある支援ができます。

また、最近はAIプライシングやAI発注という新規プロダクトの拡大に伴い、より積極的なGo to Marketにも取り組んでおり、インバウンド中心だった営業に加えてB2Bマーケの各種活動にも取り組んでいます。自ら仕組みをつくりながら営業活動の新しい地平を開いていく面白さを感じています。

どちらも現在進行形ではありますが足元でも機会の広がりは見えつつあり、全国の津々浦々のスーパーとネットスーパーや様々なプロダクトを入れていく取り組みはインフラとしての小売を支える社会的意義含めて大きな意味のある取り組みだと思っています。

よくある1日のスケジュールを教えてください

子供が2人、保育園児と小学生がいるので朝夕は交代交代で妻と担当しており、担当の日は在宅の場合は8時過ぎくらいから、そうでない日はもう少し早く稼働開始する感じです。朝型で一番朝がまとまった作業に向いているので10時くらいまでで大事な作業は進めることが多いです。

10時~18時ごろは社内外のミーティングで半分くらいは埋まっていてミーティングに出たり合間で作業したりという感じで18時に子供を迎えに行ったり、子供が寝るまでは予定がない限り家族で過ごす時間に当てています。夜作業をすることもたまにありますが、朝に寄せてるのであまり多くはないです。

また、新規営業をする中で各都道府県に散らばるスーパーを訪れる機会も多々ありこれも楽しみの一つです。

休日はどんなふうに過ごしていますか?

もっぱら子供と過ごすことがほとんどです。出かけない日は休日も朝を交代制にしてるので2時間くらい本を読んだりランニングしたり自分の時間を設けていますが、それ以降は子供と遊んだり、溜まった家事をしたりという感じです。
あとは、野球(ドラゴンズ)とサッカー(アーセナル)の観戦が趣味なので、お酒を飲んだりしながら見るのは大切な息抜きです。

所属する部門・チームはどんな雰囲気ですか?

ビジネス本部のメンバーを2つの部に分けて運営しており、一つの部を私が見ている形です。
それぞれ自律的に自分の役割を推進してくれる頼もしいメンバーが揃っていますが、週次で部で各人のゴールに対するアクションの進捗を確認・共有する場を設けています。
また、1on1や各担当するパートナーの討議等でそれぞれと週数回は話す時間が入っているので、リモートで働く環境は整っていますが、十分にコミュニケーションは取れているかなと思っています。

本部全体でも10名程度なので全体として話す機会も月数回ありますし、都度の懇親会なども行っています。

以前、エンジニアの方が言っていたことに完全に同意するので拝借しますが、brilliant jerkがおらず、不要なストレスなく働けるのが10Xの良さだなと本当に思います。

これからどんな仲間が増えると嬉しいですか?

小売という生活のインフラとなる業界をネットスーパーや新規事業で変革していくことに一緒にワクワク感を持って取り組んでくれる方が増えると良いなと思っています。
ネットスーパーという事業の導入は新規業態へのチャレンジ等が多くない小売の方々にとっては一大意思決定となり、一個一個の意思決定に時間がかかることもありますし、長期で成長していく特性のビジネスだと思います。

一方で、だからこそ大きな社会に対するインパクトも及ぼしうることは実感しており、そのような息の長い、けれどインパクトの大きい挑戦に向き合っていただける方とぜひご一緒したいなと思います。

10Xでこれから挑戦したいことを教えてください

新規事業として、小売の経営課題に取り組む新たなプロダクトにも複数取り組んでおり、それらをプロダクトとして作り上げ、小売の方々に導入していく取り組みは大きなチャレンジになってくると思っています。これからPMF出来るかを勝負することはダイナミックな挑戦機会だと思っています。

また、先述の通り、ネットスーパー事業もより幅広い事業者と事業を行える体制を整えつつあり、積極的に打って出るタイミングとなっており、こちらも機会が多く存在する状況です。これらの大きなチャレンジを一緒に推進していける方をお待ちしています!

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