【私の挑戦】QAエンジニア 小島 翔子さん

2025/7/30


「私の挑戦」シリーズでは、10Xのメンバーが仕事での挑戦エピソードからプライベートまでリアルな話をQ&A方式で執筆します!
それぞれの回答から、10X内の業務や雰囲気、メンバーの人となりなどを知っていただけたら嬉しいです。

今回は、QAエンジニア 小島 翔子さんが担当します!

在籍年数、お名前をお願いします!

小島翔子、通称こじしょーです。
2024年1月入社の在籍2年目です。

10Xでは、どんな役割や業務を担われていますか?

QAエンジニアとして、品質を保ちながらプロダクトをリリースするための様々な業務をしています。
QAエンジニアというとリリース前のシステムテストを担っているイメージが強いと思います。もちろんシステムテストの計画〜実施も担当しますが、それだけでなく要件定義や設計の段階からデザイナー・プロダクトマネージャー(PdM)・ソフトウェアエンジニア(SWE)に混じって議論することで早い段階から品質を作り込む取り組みを行ったりもしています。
また、仕様書やガイド修正、チーム運営上のちょっとした改善タスクなど、QAエンジニアという枠をあまり意識せずにできそうなことは何でもやっていくスタンスで仕事に取り組んでいます。

10X入社まではどんなキャリアを歩まれてきましたか?

システム開発に関わる様々な職種を経験し、前職でやっとQAエンジニアに落ち着きました。
新卒から4年半ほどは某総合コンサルティングファームで基幹システムの大型SI案件のPMOや運用業務などを経験しました。そこからソフトウェアテスト会社のテストマネージャーやペット保険会社の社内SEなどを経て、前職の人材領域メガベンチャーでQAエンジニアとしてキャリアをスタートさせたのが5年前です。QAエンジニアの職種ながらプロジェクトマネジメントに携わるなど、過去の紆余曲折の経験を活かして仕事をしています。

10Xに入社した決め手を教えてください

主に以下の3つが決め手でした。

  • 私がスーパーマーケット好きで事業領域を身近に感じたことと、その事業に対する実直な向き合い方が企業として信頼できると感じたこと
  • 選考プロセスのトライアルを通じて何人かの方とお話しさせていただき、一緒に働く人が「圧倒的に良い」と感じたこと
  • 制度設計がしっかりされており、今後のライフイベントを見据えて中長期で働き続けるイメージが湧いたこと


入社後、一番の挑戦だった仕事について教えてください

簡単にエピソード紹介をお願いします

店舗チームが推進した配達エリア移管機能などの新機能開発を通じて、テストフェーズより前のフェーズからQAエンジニアが関わり、早い段階から品質を作り込むシフトレフトなプロセスを実現したことです。
「QAエンジニアはリリース前テストの担当」という雰囲気がまだ残っていた中でどのように要件定義のタイミングから食い込んでいくか、価値をどう示して納得してもらうか、ということに悩みながら進めました。確固たる方法論があるわけではないので手探りでした。
昨年末のこちらのTech blogにも記載しています。

どんな苦労や困難がありましたか?どうやって乗り越えましたか?

今まで関わってこなかったフェーズにQAエンジニアが食い込んでいくためには単純にプロセスを定義するだけでは不十分で、むしろ「ここでQAエンジニアを巻き込んだら良いことがありそうだ」と期待してもらえるかが大事だったりします。期待があればプロセスに明確な定義がない場面でもQAエンジニアが自然と巻き込まれるようになりますし、逆に期待がなければプロセスが定義されていても運用が上手くいきません。
しかし、私の入社のタイミングは10Xという会社がドラスティックな構造改革に着手するタイミングでした。入社直後で私も同僚もお互いのことをよく知らないという状況に構造改革の波が重なった中で、この期待感・信頼感を醸成するのは簡単ではありませんでした。日々の業務の中でQAエンジニアとしての成果を認識してもらうことにも悩みましたし、それ以前の人間関係構築においても「こんなに意見を主張したら良い印象を持たれていないんじゃないか」と不安になることも多々ありました。

それでも、シフトレフトを実現すれば必ず成果を実感してもらえるはずだという確信があったので、まずは臆せず自己開示して「自分を知ってもらうこと」から始めました。さらに、テスト設計で培った仕様整理と記述のスキルを応用して仕様書の修正タスクを積極的に担当するなど、QAエンジニアがテスト以外で出来ることを認識してもらうよう努めました。
今では店舗チームにおいてはQAエンジニアがテスト以前のフェーズから関わることが当たり前になっています。

開発ドメインチームと行ったイベントストーミングの様子

よくある1日のスケジュールを教えてください

7時半〜8時半: 起床
8時半〜9時半: 業務開始
12時半〜13時半: 昼食
17時半〜19時: 業務終了
19時半〜22時: 料理して夕食
22時〜23時半: お茶を淹れてテレビを見るなどダラダラ
23時半〜25時: 歯磨き、お風呂、スキンケアなど
25時半〜26時: 就寝

休日はどんなふうに過ごしていますか?

昨年マンションの部屋を購入してリノベーションしていたので、ここ最近は予算に入らなかった部分にDIYで手を加えていることが多かったです。
室内の壁は総計33平米ほどを父と協力して塗りましたし、今仕事をしているデスクも木材や鉄脚などの部材を購入し、木材をオイル塗装して作りました。
引っ越したばかりで片付けが終わっていないですしまだまだ作りたいものもあるので、しばらくは部屋をいい感じにするために休日を使うことが多くなりそうです。

製作したデスク

塗装した壁

所属する部門・チームはどんな雰囲気ですか?

QAエンジニアはドメインチーム横断の組織である品質管理チームに所属していますが、同時に各ドメインチームに入り込んでインプロセスQAとしても活動します。
品質管理チームは最近、全社出社日に合わせてオフサイトでミーティングをしています。業務上の連絡事項の共有や組織ミッションに関する議論を行うとともに、具体的なテスト設計成果物を皆で見て議論することで設計技術の更なる向上を目指しています。
ドメインチームとしては入社以来「店舗チーム」にアサインしていましたが、今月から「お届けチーム」と「お会計チーム」に異動しました。この3つのチームはどれもパートナーのネットスーパー運営に欠かせない機能群を提供しています。複雑な内容を扱うことが多くテストの難易度は高いと感じていますが、チームメンバーは課題に対して真摯に向き合って解決していこうとする方ばかりなのでQAエンジニアとしてもやりがいがあります。


品質管理チームメンバーとのランチ

これからどんな仲間が増えると嬉しいですか?

課題に対して根気強く向き合える方が加わってくれると嬉しいです。
それぞれの課題は難しいものが多く、一撃で全てを解決できるようなものは少ないと考えています。そこで求められるのは課題を丁寧に分解して小さな一歩を作り出せる力だったり、その一歩を積み重ねて時間がかかってもやり切れる根気強さだったりするのではないでしょうか。

10Xでこれから挑戦したいことを教えてください

この1年半は主に1つのチームに入り込んで活動していましたが、徐々に横軸組織としての品質管理チームの活動にも関与し、プロダクト本部全体への働きかけもしていきたいと思っています。

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