【私の挑戦】データエンジニア 水谷 優斗さん

2025/7/23


「私の挑戦」シリーズでは、10Xのメンバーが仕事での挑戦エピソードからプライベートまでリアルな話をQ&A方式で執筆します!
それぞれの回答から、10X内の業務や雰囲気、メンバーの人となりなどを知っていただけたら嬉しいです。

今回は、Data Engineer 水谷優斗さん(@tenajima)が担当します!

在籍年数、お名前をお願いします!

在籍3年目の水谷優斗です。

10Xでは、どんな役割や業務を担われていますか?

以前は社内外向けのデータ基盤開発やダッシュボード提供を主に行っていましたが 、直近数ヶ月は新規リリース予定のプロダクトのデータ基盤開発に注力しています。具体的には、パートナーから受け取ったデータを10Xのアプリケーション向けに加工し、提供する役割を担っています。

10X入社まではどんなキャリアを歩まれてきましたか?

 新卒で入社した会社ではデータサイエンティストとして 、広告基盤の機械学習化やHR SaaSのデータ活用など、幅広い業務を経験しました。特に、広告基盤で本番環境のコードを書いていた経験は、現在の業務に非常に役立っていると実感しています。 当時データサイエンティストが注目されていましたが、その前に「まずデータを整備する必要がある」という流れでデータ基盤の構築に携わるようになり、それが現在のキャリアにつながっています。

10Xに入社した決め手を教えてください

データ基盤構築をキャリアの軸に据えたいと考えていた時期に 、10Xにはデータ分野に強い方が集まっていると感じました。 我流でデータ基盤を構築してきた中で、もっと議論を深めながら仕事ができる環境を求めていたため、10Xで働きたいという強い思いで転職活動に臨みました。 実際、この時は10Xしか選考を受けていませんでした。(もしご縁がなければ、その時に改めて考えようと思っていました。)

入社後、一番の挑戦だった仕事について教えてください

簡単にエピソード紹介をお願いします

現在担当している新規事業のデータ基盤開発が、一番の挑戦だと感じています。 複数のパートナーからデータを受け取り、それを複数のプロダクト向けに提供するデータパイプラインを開発しています。パートナーやプロダクトが増えるたびにデータパイプラインを個別に構築していくと、現実的な運用コストに収まらなくなるため、共通項を見出し、効率的に開発を進める必要があります。

どんな苦労や困難がありましたか?どうやって乗り越えましたか?

現在も進行中のプロジェクトではありますが、特に効果的だと感じていることが3つあります。 

  1. Data Vaultの活用と運用:世間ではまだ採用例の少ない「Data Vault」というデータ基盤設計を採用し、2年以上チームで安定的に運用できています。 新規事業のデータ基盤でもData Vaultを採用しており、これまでの運用経験があったからこそ、さらにアップデートしながら使いこなせていると感じています。
  2. テストコードの積極的な記述:開発を進める中で要件が目まぐるしく変わることもありますが、テストコードが「アンカーポイント」として誤りを教えてくれるため、臆することなくコード自体を修正できています。
  3. AIの活用と生産性向上:AIをどれだけうまく使いこなし、いかにAIに「働いてもらうか」を常に意識しています。 この点についてはチーム内でも積極的に情報共有を行い、生産性をさらに高めるための模索を続けています。


よくある1日のスケジュールを教えてください

  • 05時~06時:起床・散歩
  • 06時〜07時:副業 or 勉強
  • 07時~08時:朝食・家のこと
  • 08時〜12時:コード書く時間
  • 12時〜13時:昼食
  • 13時〜14時:チームMTG
  • 14時〜18時:コード書く時間
  • 18時〜22時:夕食・家のこと
  • 22時〜       :就寝


休日はどんなふうに過ごしていますか?

家族でお出かけすることが多いです。最近の我が家のマイブームはいい感じの椅子と机を探すことです。

所属する部門・チームはどんな雰囲気ですか?

ソフトウェアエンジニアリングの知見を活かし、データ基盤をいかに構築していくかに強い意識を持つチームです 。データは長期的な保存が求められ、安易に削除できない性質がありますが、私たちのチームでは「負債になりそうなものは積極的に解消する」という共通理解があり、これは10Xのデータ基盤チームならではの特徴だと感じています 。最適な設計や運用方法を追求する、プロフェッショナルな雰囲気です

これからどんな仲間が増えると嬉しいですか?

最近は特にデータの品質を重視した開発が増えてきたと感じています 。そのため、「作って終わり」ではなく、これから何年もの運用を見据えた時に、現在どのようなアクションを取るべきかを考えられる方と一緒に働きたいです 。そういった視点を持つ方であれば、チームメンバーとの議論もより一層深まり、共に成長していけると感じています。

10Xでこれから挑戦したいことを教えてください

現在担当している新規事業のデータ基盤は、ゼロから作り上げたという感覚が非常に強いです 。データ基盤を構築し「こんな設計でデータ基盤を作った」と発信することは比較的容易ですが、それを2年、3年と実際に運用してみてどうだったかという声は、世の中にあまり多くないと感じています 。10Xでは、まさにこの「運用後の評価」にこだわりたいと思っています。私自身が設計した基盤の良い点、改善すべき点を、長期的な運用を通してしっかりと見届けたいと考えています 。

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