【ローンチの裏側に迫る】オギノネットスーパー編
10Xでは、続々と小売チェーン向けECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」を導入するパートナーが増えてきています。
「ローンチの裏側」シリーズでは、新たにStailerを導入したパートナー企業に伴走したBizDevメンバーに、どんなプロセスや思いを経てローンチに至ったのか、社内チームを代表して話を聞いていきます。
今回の裏側に迫るパートナーは、山梨県No.1スーパーの「オギノ」。山梨県を中心に47店舗を展開する、売上規模・店舗数ともに山梨県No.1のスーパーです。
ネットスーパー「オギノネットスーパー」のリニューアルに伴い、お客様アプリおよびスタッフ向けのオペレーションシステムを10Xが運営する「Stailer(ステイラー)」を通じて提供開始したことを、先月8月21日にプレスリリースで発表しました。
それでは早速、オギノ社のローンチの裏側、教えてください!
BizDevメンバープロフィール
佐藤 諒介
【10X社員に10の質問】BizDev 佐藤 諒介 | 株式会社10X
10Xの社員に10の質問をする「10X10Q」。一人ひとりの社員からの回答から、10Xの特徴やメンバーの特性を知るきっかけになればうれしいです。今回は、BizDev 佐藤 諒介さんに10の質問に答えていただきました。それでは早速いってみましょう。10X10Q、スタート!
https://10x.co.jp/blog/10xblog/10x10q-kiyose/
入場 純
【10X社員に10の質問】BizDev 入場純 | 株式会社10X
10Xの社員に10の質問をする「10X10Q」。一人ひとりの社員からの回答から、10Xの特徴やメンバーの特性を知るきっかけになればうれしいです。今回は、Business Development 入場純さんに10の質問に答えていただきました。それでは早速いってみましょう。10X10Q、スタート!
https://10x.co.jp/blog/10xblog/10x10q-nyuba/
どんな会社さんなのか教えてください
入場:山梨県を中心に全47店舗を運営する、山梨シェア1位のスーパーです。
山梨県の世帯人口は約30万世帯なのですが、オギノさんの会員カードである「(通称)コジカカード」は40万枚以上が利用されている事実に、10X社内ではどよめきが起こりました。
オギノのスーパー店舗の様子
Stailer導入の目的は?
入場:10年前から別のシステムを使ってネットスーパーを運営しているオギノさんから、問い合わせを受けたことがきっかけでした。
お客様への利便性向上や、スタッフ作業の効率化などを目的にStailerを選んでいただきました。
ローンチまでのタイムラインを教えてください
入場:10月末にローンチのプロジェクトキックオフがあり、翌年8月にローンチしました。準備期間としては約10ヶ月ほどでした。
佐藤:10ヶ月の内訳としては、どういったサービス設計にするかの方針議論で2ヶ月、商品マスタ設計や細かい仕様の確定で2ヶ月、そこから開発が4ヶ月、既存システムからオペレーションの切り替え準備を慎重に行うために2ヶ月、という感じです。
店舗視察をする10Xのオギノ担当メンバーたち
社内で他にどんなメンバーが関わっていますか?
入場:BizDevが中心となって対応していますが、プロジェクトの途中ではバックヤード・オペレーション設計のプロフェッショナルであるリテールオペレーションズ部メンバーの知見を借りたり、ローンチ後は事業成長のための施策についてグロースチームのメンバーと協力したりしています。
佐藤:新規ローンチのセットアップを担当する開発チームを中心に、エンジニアとも連携し、どういうアプリにしてリリースするかを決めていきました。
大変だったこと・苦労したことはありますか?
佐藤:特に悩んだのは、切り替え前のシステムとStailerの機能的なギャップをどう調整するか、ということでした。切り替え前のシステムが持つ基本的な機能はカバーできていましたが、新しい機能を提供するにあたり、今までとのギャップが細かい点でどうしても残っていました。どこまでをオペレーションでカバーするか、どこからを機能開発するかという判断軸を作るために、実現したい目的や、具体的に今行っている手順などをかなり細かくヒアリングさせていただきました。その上で優先度を付けてオギノの方々と一つずつ合意し、調整を進めていきました。オギノの皆さんの素晴らしい推進力・調整力もあり、リリースの産みの苦しみは、今まで自分が担当してきた案件と比較すると10分の1程度に軽減できたように感じます!
出張帰りに山梨名物の「ほうとう」をいただきました
思い出に残っているエピソードはありますか?
佐藤:オギノさんの担当の方から「いままでは、事業成長のためにどういう施策をやるべきか、今の課題は何か、データはどう解釈すべきかなどの支援がもっと欲しいと思っていた」と言われたことが印象的でした。パートナーに相対するBizdevとして、オギノさんが10Xに期待していることや、一緒に事業を前に進める責任の重さを改めて実感しました。なので、自分ができる最大限の努力をして、このネットスーパー事業に知識と経験と能力を注ぎ込もうと改めて決心することができました。
推しの商品や機能を教えてください
入場:プライベートブランドに力を入れていて、ネットスーパーの売り場の最初のタブに出てくる「オギノセレクトプレミアム」のお肉が美味しそうだなと、いつも仕事をしながら思っています!
また、ワインや季節によってはフルーツの品揃えが豊富で、山梨のスーパーならではの売り場の強みを感じます。
お肉の品揃えが豊富なオギノさんのプライベートブランド
佐藤:キャンプやバーベキューをしに山梨に行くことがあるのですが、その際に豊富なお肉のラインナップに助けられていますし、何よりとても美味しくて毎回購入させてもらっています!配達圏外なので自宅で味わえないのが残念ですが、地元の方々に広く届くようになったらなと思います。
今後の意気込み
佐藤:オギノ社の皆さんに10X・Stailerを選んでよかったと思っていただけるよう、取り組んでいきたいです。10Xはアプリを提供するだけでなく、パートナーの方々と一緒に事業を良くするために悩み、伴走する存在として価値を感じてもらえたら嬉しいです。
これからもオギノネットスーパーのために、全力を尽くしていきます!
10Xのミッション・バリューに共感いただける方からのご応募をお待ちしています!
10Xでは、パートナーの事業成長にコミットし、非連続的な顧客価値を作り・届けることを目指しています。一緒に10xをつくっていきたい方からのご応募を、お待ちしています!
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