新卒ソフトウェアエンジニア一期生の採用を始めます

10X初のソフトウェアエンジニアの新卒採用に踏み出します。
これまでは中途採用のみで事業の基盤を築いてきた10X。今年度から、2028年度卒を対象とした新卒採用をスタートしました。なぜ今このタイミングでエンジニアの新卒採用に踏み出すのか。そして新卒/インターン生にはどんな機会が待っているのか。
代表の矢本と、エンジニアリング本部を管掌する執行役員の坂本が、新卒採用の背景と期待、さらにはそれぞれの駆け出し時代まで、本音で語り合いました。
本記事は、10X.fmにて収録したPodcastエピソード「#147 エンジニアの新卒採用を始動する話【対談/ CEO yamotty×執行役員kazuさん】」を再編集・記事化したものです。ぜひPodcastも併せてお聞きください。
丸紅株式会社、NPOを経て株式会社スマービーの創業から売却を経験。株式会社メルカリ子会社にて新規事業のプロダクトマネージャーを経て、10Xを創業。
KLabを経て、Sansanにて『Eight』のモバイルアプリ開発にエンジニアリングマネージャー / プロダクトマネージャーとして携わる。2020年3月に10Xに入社。エンジニアが所属するプロダクト本部にて開発チームのEMを担う。
この先30年も「10xを創る」ためのトライ
10Xがはじめて新卒採用にトライする背景を教えてください。
坂本:10Xは小売という領域に長期で変化をもたらそうとしている会社なんです。会社としても今後何十年と10xを創り続けることを目指しています。領域の難しさもあり、今まではシニア人材を中心に中途採用のみをしてきました。ただこれからは加えてよりジュニアなメンバーや若い人にも機会を開いて、多くの世代を受け入れた上で継続的に10Xが成長し続ける組織に向けたチャレンジをしてみよう、というのが背景です。
矢本:そもそも僕が創業したとき、社員の平均年齢は30歳くらいでした。今は30代後半になっていて、会社と一緒に年齢を重ねているんです。社員が長くコミットしてくれているからこそではあるんですけどね。今回、ジュニアや新卒の方を迎え入れる形で、次の世代にもバトンをつないでいけるようにしたい、というのが背景ですね。
坂本:この先30年経ったときを考えると、ちゃんと循環して新しい世代を受け入れている状態を作っておかないとなと思ったのが大きいところです。
矢本:僕、30年後は70歳手前ぐらいですね。まだ結構元気かもしれないですけど。
坂本:僕も70歳まで元気かもしれません。でも元気な70代が回してる会社よりも、20代から元気な70代まで活躍している会社の方がいいですよね(笑)
矢本:それはそうですね。さすがにその年齢になったら、自分じゃない人に経営していてほしいですね。
坂本:あとは、10Xとして文化や技術を継承していきたいというだけでなく、「新卒で入ってくるメンバーにとっての良い機会」を提供できる状態になってきたことも大きいですね。
成長する事業、シニアメンバー、難しいドメイン。開かれる機会とは
新卒で10Xに入ることで、どんな機会や経験が得られると考えていますか。
坂本:大きく3つあると思っています。
まず1つ目は、事業と組織が成長しているシチュエーションに居合わせられること。Stailerのネットスーパー事業は今まさに拡大フェーズで、新規事業でも次の機会を開こうとしています。全部が足りない中で、いろんなトレードオフや意思決定をし続けるという状況が、一番成長できる場だと思っています。
前職や前々職を振り返っても、すごく活躍した人って、事業が成長している良いタイミングに居合わせた人が多かったなと。そういう機会が多くある場にいることの重要さを実感しています。
2つ目は、シニアなメンバーと一緒に技術的意思決定ができることですね。今の10Xにはメガベンチャーでテックリードやアーキテクチャを担ってきた人たちが集まっています。そういうメンバーに囲まれながら「筋のいい意思決定」を学んでいける環境は、新卒にとってとても良い場所だと思っています。
3つ目は、難しいドメインに向き合えること。我々も小売というドメインの難しさがようやく分かってきました。店舗での発注もネットスーパーも物理的な制約が多くて、それをどう解いていくかを考える難しい意思決定がたくさんあります。そういう場があることが、10Xの機会の大きさだと思っています。
「作ったもので語ってほしい」課題に向き合った経験なら何でもOK
どんな人に来てほしいと考えていますか。
坂本:「ソフトウェアで何かしらの課題を解決しようとした経験」を持って応募してもらうフローを考えています。10X自体、誰か一人の現実に存在する課題を解決し続けた結果、今の大きな挑戦に向き合えている会社です。なので、応募してくれる方にも「小さくてもいいから、課題に向き合った経験」を聞きたいです。
「起業しました」のような大きな話じゃなくてもいいですし、成功体験ではなくてもOKです。課題の大きさも問わないので、「自分を含めた誰かの課題を解決しようとした」という話をぜひ聞かせてほしいです。
矢本:最近知り合った学生の話をすると、アメフトチームのマネージャーをやっている子がいて、その子が練習や試合のビデオを機械学習で選手ごとに自動仕分けして、YouTubeのリンクがそれぞれの選手のデータベースに溜まるという仕組みを生成AIで作っていたんです。僕の大学時代なんて、試合を録画したVHSを巻き戻して映像を確認していたので、すごく手間がかかるし効率が悪かった思い出があります。こういうのはどうですか?
坂本:めちゃくちゃいいですね。現実に存在している課題に向き合う中で工夫したこととか、考えたことって自然に出てくるじゃないですか。使われる中でフィードバックを得て改善するフローが回っているものは、どういう思考をしたのかが伝わってきてすごくいい。
矢本:自分が困ったアイデアから出発しているプロダクトって、少なくともn=1、自分にとっては絶対使うから、フィードバックが必ず回るんですよね。たしかに課題解決のために作ったものの話が聞きたいですね。
インターンは課題を見つけるところから
具体的なインターンの内容について教えてください。
坂本:はい、課題を見つけてもらうところから取り組んでもらいたいと思っています。ただ、いきなり「課題を見つけてください」とだけ言うのはさすがに難しいので、エンジニアメンバーがメンターとしてつきます。領域を指定した上で、社内のビジネスメンバーや他のエンジニアにヒアリングしながら課題を探して、解き方を考えていく。そういう伴走型のインターンにしたいと考えています。
矢本:いいですね。僕も伴走できますか?(笑)
坂本:もちろんです。ヒアリング対象として矢本さんに話を聞くシチュエーションもあり得ると思っていて、是非いろんな形で10Xのメンバーと関われるインターンにしたいと思っています。
矢本:それは楽しみですね。ぜひお邪魔させてもらいます。
応募の条件を教えてください。
坂本:基本的には絶対的な条件はほとんど設けていません。「28年度卒」という対象も厳密な制約ではなくて、検討の余地はあるなと。1つだけお願いしたいのは、小さいものでもいいのでソフトウェアでプロダクトやツールを作って課題を解決しようとした経験を話してもらえること、それだけです。
矢本:ビビッとくる方はぜひご応募を。
坂本:お待ちしています!
2人が語る、駆け出し時代
少し話が変わりますが、お2人の新卒時代を教えてもらえますか。
矢本:かずさんって、新卒時代あります?
坂本:僕、実は新卒採用を経験していないんです。大学5年生のとき、ちょうどmixiアプリが流行っていて「これはいける!」と思ってアプリを開発していたんですよ。うまくいけば就職しなくていいし、うまくいかなくても作った実績があればどこかに入れると踏んでいたら、気づいたら既卒になっていて……。
リリースできたのはよかったんですが、収益は月5,000円にも届かなくてサーバー代も賄えないレベルで(笑)。「こういうものを作りました」と公開したら声をかけてくれた会社があって、そこに中途として入ったのが最初のキャリアです。
矢本:いきなりイレギュラーな事例が出てきましたね(笑)。プレッシャーを与えたか、「こんな人でも10Xの執行役員になれるんだ」と気軽に思ってもらえるか、どっちかの印象になりそうですね。
坂本:気軽に思ってほしいです(笑)今は生成AIも出てきて、さらに作りやすくなっているから、ぜひ作ったもので語ってほしいなと思っています。矢本さんはどうでした?
矢本:僕の話もします?エンジニアじゃないので全く参考にならないかもしれないですが...。
僕は院卒のタイミングで商社の丸紅に入りました。ウラン採掘の投資先に行って「ちゃんと取れてるかな」って見たり、訴訟案件で弁護士と調整したり。あとはKPIをまとめて上司や株主にレポートしたり。そういう新卒時代を過ごしていたんですが、手触り感のなさや”自分が仕事してる感じがない”と思って「えいっ」と飛び出したのが今の起点です。当時の自分を知っている人は、今こうなっているとは思わないんじゃないかな(笑)。
坂本:確かに。やってることが全然違いましたね。今の10Xのメンバーも様々な会社や経験を経て10Xに入っていますよね。新卒を迎え入れるのは初めてではありますが、10Xではその貴重な時期に見合うような機会を掴んでもらえるんじゃないかなと思っています。
是非エントリーをお待ちしています!
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