10X 地方在住メンバー座談会
10Xは、2022年の1月に、オフィス/リモートを自由に選択できる「10X Workstyle」へ移行したことを発表しました。首都圏以外在住者の採用も行っています。
今日は、すでに移住をしているメンバーや地方で働くメンバーの座談会をお届けします。「東京近郊以外から10Xで働くのってどんな感じなんだろう?」というギモンを解消できると嬉しいです。
座談会参加者プロフィール
村岡 宏是 (@tapih) Software Engineer
2022年1月より神戸在住。2021年5月入社。
勝谷 文彦(@katsuya) Business Development
2019年より葉山在住。2021年5月入社。
村木 仁志 (@m1104m) Corporate Engineer
生まれも育ちも岡山県。2022年2月入社。
矢本 真丈 (@yamotty) 代表取締役CEO
2022年1月より大阪府在住。
座談会は以上の4名で行います♪それではスタートです!
いつからどこに住んでますか?
矢本:僕は東京の豊洲に7年住みましたが、今年の1月に大阪の北摂に移住しました。ちょうど1ヶ月くらい前です。
村岡:私は少し変わったケースなのですが。もともと滋賀に住んでいて、2021年5月にソフトウェアエンジニアとして入社する際に東京に引っ越そうと思っていました。でも新型コロナウイルスの蔓延もあり、会社と相談してそのまま滋賀からリモートで入社することに。その後、会社としても正式に「10X Workstyle」が始まったことから、家族と相談して東京には戻らないことに決め、1ヶ月前に滋賀から神戸に移住しました。
勝谷: 村岡さんと同じく2021年5月に入社して、Bizdevでローンチ&オペレーションを担当しています。私も入社前の2019年の夏に東京から葉山に引っ越しました。あれ、葉山って地方ですか?(笑)
※編集部注:鎌倉・葉山・千葉など関東近郊エリアでの暮らしも人気なのでお呼びしました!
村木:2022年2月に入社したばかりで、コーポレートエンジニアをしています。生まれも育ちも岡山で、大学生のころから実家の近くの一軒家に住んでいます。実は10Xの選考を受ける際は、東京に引っ越す気満々でした。ただ、その後選考を受けながら家族と移住について話し合っているところで「10X Workstyle」の話を知り、結局岡山在住のまま入社することにしました。
この土地の○○が最高!
村岡:神戸に引っ越したばかりですが、子育てのしやすさと、海が見えるのが最高!家から歩いて10分もかからないんですよ。
勝谷:葉山も、海も山も両方あって、トレイルランニングもできるんです。自然に日々触れ合えるのが最高!
矢本:関西に住むのは初なんですが、やっぱり人が優しいなと思いますね。「関西では通りがかりの人が飴ちゃんをくれる」と聞いたことがあったんですが、引っ越してから1ヶ月でリアルに2回体験して感動しました(笑)
村木:岡山は田舎なので土地が広く、のびのび暮らせます!あとは実家が農家なので、畑の一角でさつまいもを育てたりできるし、畑仕事は最高にリフレッシュできますね。
エンジニア以外のリモート勤務ってどんな感じですか?
矢本:エンジニアがリモート可、という会社は結構多いと思うのですが、10XはBizDevなど全職種満遍なくリモート勤務が多いので、「エンジニア以外の職種のリモート勤務って実際どんな感じ?」とよく聞かれます。Bizdevの勝谷さんはどうですか?
勝谷:パートナーさんとの打ち合わせは定期的にありますが、基本的にオンラインが前提なので全く問題ないですね。
片道100分かかりますけど、オフィスに通おうと思えば通えるので、週に1回くらいは出社してますね。
村木:そのスタイルは新型コロナウイルスが収束しても変わらないですか?
勝谷:まだわからない部分はありますが、パートナー企業は日本全国にあって、現状オンラインで進行できているので、効率という面でもすべてオフラインに戻すことはないのかなと思ってます。
矢本:パートナー企業とも定例ミーティングだけでなく、Notionのコメント欄でリアルタイムにコミュニケーションしたりもしているから、効率もいいんですよね。コロナが収束したとしても、大事な局面だけオフラインになるのかなと思いますね。
村木:もともと、パートナーとなる小売企業が全国にいるから、リモートで仕事をすすめるのも当たり前というのが根本にあるんですね。
実際どれくらい出社してる?
勝谷:僕が出社するのは、店舗デモの準備でプリンターを使うとか、みんなで集まってオペレーションの確認をするとか、物理的になにかする必要がある時ですね。
他にもチームのメンバーでディスカッションしたり、対面で集まることでメリットがある場合に集まってます。
もし遠方の人が同じチームに入ったとしても、事前のスケジュール調整や準備期間を持ちながら、対面の機会も定期的に持つのが良いかなと思います。
出社している勝谷さん
村岡:社長の矢本さんはどうなんですか?
矢本:1ヶ月で5回上京したので、オフラインの仕事の頻度は東京にいたときと違いがあまりないですね(笑)
職種柄、社長としてパートナー企業にお呼びいただける機会も多いので、オフィスというよりパートナー企業の方に会いに行くことが多いです。
社内は約2年前からオンライン中心の業務に移行しているので、不便は特にないですね。
オフサイトや社内イベントのような、集まることが大事でお互いの顔をみる施策は定期的にはやっていきますが、普段の業務はオンラインの方向になっていくと思います。
村岡:頻繁に出張するのは大変ではないんですか?
矢本:意外と多いなと思われるかも知れないけど、ほとんど日帰りにしているので週1出社でも1ヶ月のうちのたった4日。残りの26日を家族でハッピーに暮らせる場所として住まいを考えています。
勝谷:ちなみに葉山の僕の家からオフィスまでは電車で1本。直通で1時間くらいで行けるところは時間活用の上で重要なポイントでした。忙しいときは、朝グリーン車にのって仕事もできるし、帰りはのんびり読書ができるので、電車で自分の時間を確保できています。
矢本:移動時間はいいですよね。日中はミーティングで埋まりがちだけど、出社があると移動時間4時間が作業時間として確保できたりもして、苦にならないです。
矢本さんの出社時の必需品、Kindle
村木:読書もはかどりますよね。3時間で2冊くらい消化できたり、割と貴重な時間ですね。通勤が毎日じゃないなら、ストレスとのバランスも取れて活用できます。
村木さんの本棚には本がぎっしり
働き方の違いはありますか?
矢本:働き方は...東京でリモートしている人と変わらないかな。時差がない限りは、東京でも大阪でも難しさは変わらないですね。
勝谷:そうですね。ドキュメントをちゃんと書くのはもともと10Xの文化ですが、家が遠いからといって、特別なことはあまりないかな。
村岡:自分はGather (オンラインビデオ通話スペース)にずっといるようにしています。雑談がなくなるなぁと思って。フルリモートだった前職でも、常時接続でプログラミングする仕組みがありました。
Gatherでランチをしている村岡さんとメンバー
矢本:常時接続しているだけで圧倒的に効率がよくなる業務とかもあるから、10Xでも工夫して取り入れてみたいですね。ただツールを導入するだけじゃなくて、制度+風土まで行くかが大事。ツールをいれるだけでは、風土にならない。
村岡:ルールを作るのはカンタンだけど、文化は大変!
村木:地方というよりリモート勤務自体の課題にはなりますが、入社したての自分も積極的にGatherに参加しようと思いました。会える機会が少ないのは気にはしているので、1on1を全員と早い段階でやるのと、聞かれた質問にすぐ答えたりして信頼関係を速く構築することを意識してます。
1on1中の矢本さんと村木さん
矢本:誰とも話したことがない、仕事をしたことない状態から信頼関係を作るのは、すごく大事なポイントですね。会社としても、手厚くしていきたいです。
生活の変化や新しい発見はありましたか?
村岡:1歳の子どもがいるんですが、最近子育てしやすい地域に移住したら、ストレスが全然違ってびっくりしています!
自分が住んでいるエリアは公園や室内で遊ぶ施設などが充実してて、家からも近いんです。
日中は外に遊びにつれていけたりもして。仕事にも集中できる。
矢本:僕もまったく同じ!東京で住んでいたマンションは「家にずっと子どもがいる」という想定で出来ていないから、騒音が気になったり、他の人に迷惑をかけているのでは?というストレスがあったんですが、大阪に移住したらのびのび暮らせるようになりました。住まいと暮らしが変わったことで、仕事もしやすくなりました。
勝谷:僕も子どもが生まれて、東京から離れようと考えて葉山に移住したので、子どもを遊ばせやすい海も公園もあるし、外で遊ぶ機会が多くなったかなと思います。
矢本:あと住んでみての発見は、大阪の中では子育て世帯が多いエリアに住んでいるのに、ネットスーパーが充実していないこと。「ここに届いてないならどこにも届いていないな!」と身をもって実感しました。
勝谷:あ〜、東京にあるものが地方にはない、というのは住んでみて改めて思ってます。Uber EatsやLUUPとかはない。でもそれが日本のマジョリティなんですよね。なので、自分たちの仕事で日本中の生活を便利にしていきたいなという気持ちを抱くようになりました。
村岡:僕は逆で、東京にいるときは東京以外は不便かなと思っていたけど、意外とそんなことないなと気づきました。むしろ満員電車もなく、ストレスが少ない分、不便さをペイできる。
最後に、全国各地から10Xへの応募をご検討されている方にメッセージを!
勝谷:地方に住もうとしてる方って、その土地が好きとか、住みたい理由や愛情があるんだと思います。僕たち10Xの事業も、全国のパートナー小売企業にStailerを提供することで、その土地の人の暮らしが便利になり、地元をより良くできることにつながることが実感できるんですよね。だから、地域への想いがある人にはとてもおすすめです!
村木:もともと地方に住んでいる人って、仕事を探す時に住んでいる地域優先で探すことが多いと思うのですが、コロナ以降ニューノーマルの働き方に変わったので、地方に住みながも面白い仕事に出会える可能性が増えたので、ある意味ラッキーだと思います。自分自身、転職してみじんも後悔がないです!視野が広がったし、一歩踏み出して本当によかったなと思っています!
矢本:僕は大学が地方、生まれも地方で。当時想像していた仕事のリストには今みたいなリモートの働き方は全くなかったけど、今は可能性が広がっていますよね。
全国どこからでも働ける機会は10X以外にも増えているし、もちろん10Xはそういう方を積極的に採用していきたいと思っているので、Welcomeだよと伝えたいです!
村岡:地方を盛り上げていきましょう!まだリモート勤務はアーリーアダプターだと思うけど、これが普通になるくらいに世の中変えていきましょう!
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