「10Xらしいマネージャー像」を考えてみた。10X初のミドルマネジメント合宿を開催!
こんにちは、HR本部の小酒井です。
さて、少し前ではありますが3月10日の午後から半日丸々使って10X初のミドルマネジメント合宿を開催しました。
そこで今日は前半はミドルマネジメント合宿をどうして開催したのかをHR本部のtakeshiさんにインタビュー、後半では当日の様子をお伝えします!
HR本部 / takeshiさんにインタビュー
流通業・商社を経て03年にヤフー株式会社に入社。法人営業、営業企画などを担当したのち、12年から人事部で組織開発推進に携わる。15年6月にSyn.ホールディングス株式会社(現 Supershipホールディングス株式会社)に入社、人事部門を管掌。19年6月にDATUM STUDIO株式会社 代表取締役社長に就任、22年6月に退任。同年10月より株式会社10XにHR本部長として入社。
ーtakeshiさん、どうして今ミドルマネジメント層を対象にした合宿を開催したんですか?
10Xは昨年10月にこれまでの組織体からマトリクス組織に移行し、そのタイミングでマネジメント層が一気に厚くなりました。またこの1年で社員数は2倍に増え、組織として一段成長が必要なタイミングになります。
今後より組織で成果を出していくには、ミドルマネジメント層が事業成長にとっても組織の視点から見てもキーパーソンになります。そこで人事としてミドルマネジメント層の支援に注力していこうとは元々話していました。特に今支援していく必要があると考えていたことが2点あり、1つは、「10Xらしいマネージャー像」の言語化。もう1つは、マネージャー同士の横のコミュニケーションの活性化です。
ーWhy 「10Xらしいマネージャー像」?
「10Xらしいマネージャー像」のテーマについては、最初のきっかけは矢本さんとの1on1でしたね。会社として10Xとしての目指すマネージャー像が会社として明確に指し示すことができていないという課題感をもっていたんです。マネージャー陣は過去の経験から我流で、それぞれが模索しながら進めてくれているのが伝わってきていたので、「10Xとしてのマネージャー像」を作る必要があるよね。そしてそれを作るプロセスはみんなを巻き込みたいねと話をしていました。
ーWhy マネージャー同士の横のコミュニケーションの活性化?
マネジメントって個別性が高く、マネージャーが一人で悩むパターンが多いと思います。その時にマネージャー同士の横のネットワークで知見を共有したり、アドバイスをもらったりしてお互いに支え成長しあえる関係性作りが必要と考えています。
一方で10Xは普段リモートで働いているメンバーが多く、組織の中でも部署単位のコミュニケーションは活発ではあるが部署を超えたコミュニケーションはリモートもあり、マネージャー陣だけで話す機会が少ない状況でした。そのため、マネージャー同士の関係性作りを何かしらで支援する必要があると考えていました。
当日ファシリテーションを担当されるtakeshiさん
そこで、今回のミドルマネジメント合宿の目的は以下3つに設定し開催することを決めました。
ミドルマネジメント合宿当日の様子
そんなHR本部長の想いが込められていた合宿当日の様子をここからお伝えします!
今回の合宿のメインテーマはこちら、「『10Xらしいマネージャー像』を言語化する」です
◆当日のタイムテーブル
◆アイスブレイク
普段なかなか話す機会のないマネージャー同士がチームを組んでいることもあり、まずはアイスブレイク。マシュマロチャレンジを開催!
※マシュマロチャレンジとは >> http://www.marshmallow-challenge-japan.org/
各チームが個性的なタワーを作る中、優勝候補は90cm近くのタワーを作っていたこちらのチーム!が、なんとゴール目前でタワーが崩れてしまい残念な結果に…!
90cmのタワーが崩れる前の様子
普段業務で話すことがないメンバーと一体感をもったワークを行うことで、場があったまったところで次のコンテンツです。
◆ Workshop01_ “10Xらしいマネージャー像” を言語化する”
レゴシリアスプレイを活用したワークを実施。レゴシリアスプレイとは、存在はするが上手く表現できないコンテキストを言語化し、共有するためのワークです。組織の風土や文化、暗黙のルールなど、物理的には見えないものを言語化し、チームで共有することに適しており、今回のテーマにピッタリということで採用しました。
さて、そんなレゴで創り上げていくテーマは3つです。
- テーマ1:今期最大のチームのWIN
- テーマ2:10Xが目指す理想のチーム
- テーマ3:10Xらしいマネージャー像
マネージャー、部長陣だけでなく今回は経営陣も各グループに入っての実施。
テーマ1、テーマ2まではそれぞれが創り上げたものをチーム内で発表。テーマ3に関しては、チーム内で意見を出し合いながら「10Xらしいマネージャー像」を創り上げ、全体で発表する場を設けました。
発表を終えた後は、このレゴで創り上げた「10Xらしいマネージャー像」をチームごとに言語化へ。チームごとにキーワードをポストイットに書き出し、普段考えていることの解像度を高め言葉に落とし込んでいきます。
その後チームごとに言語化した「10Xらしいマネージャー像」を発表。4つのチームから成果へのコミット、チーム作り等様々な観点のマネージャー像が出てきました。
チームごとの発表が終わった後は、各々が共感したマネージャー像に投票。
こちらはまた後日、HR内で取りまとめて発表予定となっています。
◆ Workshop02_ “私のコミットメント”
続いてのワークショップでは、それぞれが今回言語化した理想のマネージャー像に向けて新年度は何にコミットしていくか、を個人で作成し発表しました。
最後はみんなで集合写真!
今後も定期的にミドルマネジメント合宿は開催予定です。
また合宿だけでなく、その時々の課題に合わせて支援するようなプログラムも合わせて検討しており、ミドルマネジメントの支援は2023年度の人事の注力事項としても今後取り組んでいく予定です。
最後に、今回のオフサイトは10Xの投資家であるANRIが2月にオープンしたインキュベーション施設「CIRCLE by ANRI」のスペースをお借りして開催しました!
とても綺麗で設備も充実したスペースを利用させて頂き、参加者一同、大興奮でした。ANRIの皆様、ありがとうございました!
以上、ミドルマネジメント合宿レポートでした!
おまけ:
今回のミドルマネジメント合宿のおやつはこちら。
お昼からの実施だったんですが、ランチを食べ損ねてしまう人がいることを想定し。みんな大好きまい泉のカツサンドやミニバーガー、エビ・イカせんべいにいちご、お団子にレーズンサンド…と甘いとしょっぱい両方を揃えた美味しくてバランスの良いおやつだったと思っています(自画自賛)
10Xのミッション・バリューに共感いただける方からのご応募をお待ちしています!
10Xについて、さらに詳しく知りたい方は下記をご覧ください。