As One Teamで創る10Xのオンボーディングを紹介します

2022/9/28


こんにちは、7月よりHR本部に入社しました @mutsumi です。

慣れ親しんだ会社を離れ、10Xに来て早3ヶ月が経とうとしています。いまだにドキドキしながら仕事を進めていますが、入社直後のマネージャーの松尾さんやCEOの矢本さんからの「焦らなくても大丈夫」というあたたかい言葉や丁寧な周りのサポートのおかげでなんとかやっています。

小酒井 睦美

@m_kozakai

Employee Success

株式会社ビザスクで広報部門の立ち上げを行った後、株式会社IDOMで広報に従事。その後、ビザスクにHRとして出戻り主にエンジニア/ 新卒採用&研修担当として上場後の組織拡大を経験。2022年7月より10Xに入社。

さて、今日はタイトルの通り入社オンボーディングについて。
この1年で組織は2.5倍、GMVは約3倍、パートナーも2倍に。もちろん今も成長を続けています。事業が伸び、組織が大きくなるということは...

・隣の部署がどんな仕事をしているかわからない
・(部署によっては)Stailerがどんな風に実際使われているのか、業務で知る機会が少ない
・誰に何を聞いたらいいかわからない

そんなことが起こりやすくなるのが、拡大期に入るスタートアップあるあるではないでしょうか。

私も入社する前、正しく事業や組織を理解していけるかな?リモートがメインの組織なので、組織に馴染むことが出来るだろうか。と不安はありましたが、がんがんスケジュールに入っていくオンボーディングの内容を見て「こんなにしっかりしたプログラムが組まれているのか!」と感動しました。

このオンボーディングプログラム、実は今年の7月から新しくなったものだったんです。どうやって企画・実行を進めてきたのか、担当のCorporate Operationsチームのmanaさんに話を聞いてみました!


話をきいた人

山本 茉奈

Corporate Operations

Corporate Operations(CorpOpsと略します)チームの山本です。社内ではmanaと呼ばれています。最近は人事制度のアップデートや労務関連の業務に携わっています。

ーオンボーディング担当になった経緯を教えてください!

2022年4月にCorpOpsとして入社した時、既に一定のオンボーディングプログラムは用意されていました。当時の内容は、勤怠の登録方法や情報セキュリティのガイダンス、10X Valuesの説明など、10Xライフをスタートするための基本情報のインプットがメインでした。

新しい環境に内心バクバクで入社初日を迎えた私にとっては、詰め込みすぎないちょうど良いボリュームで、社員全員が理解しておくべきラインの内容がコンパクトにまとまっているなと思ったのが率直な感想でした。そして、このオンボーディングプログラムを整備したのが、まだ入社3ヶ月だった同じチームの川村さんと聞いて、彼女の立ち上がりっぷりにとっても驚いたのでした...!

とはいえ組織拡大フェーズで毎月複数人の新入社員を迎える今の10X。オンボーディングを更に改善することで、メンバーがその人本来のパフォーマンスを早期に上げることができれば、会社にとって大きなインパクトとなります。

マネージャーの津田さんから「川村さんと一緒に、オンボーディング改善を進めつつ早々に巻き取って〜」とのミッションを授かり、よっしゃやるぞ!と担当としてのスタートを切りました。

ーどのようにオンボーディング改善に取り組んだのでしょうか?

毎月の入社者からのフィードバックを受けて足元改善を進めつつ、3ヶ月後の7月に向けてオンボーディングプログラムのリニューアルを目指しました。

まず行ったのは、関係者によるワークショップです。「3ヶ月のオンボーディング期間でのゴールをどこに設定するか」「新入社員はどのタイミングでどんな状態を目指すのか」などを言語化しました。結果として関係者全員で目線を合わせることができ、「あとはゴールに向けて逆算するだけ」という状態になれたことが、とても良かったと思っています。

WSで組み立てたオンボーディングのゴール


同時に、議論を進めていく中で10Xのオンボーディングの重要な要素も見えてきました。それは新入社員自身にオンボーディングのオーナーシップを持ってもらうことです。これは10X Valuesのひとつ「Take Ownership」にも紐付いています。10Xに入社する前のバックグラウンドやポジションが1人1人異なる中で、必要な情報の量や内容にも差は大きいので、受け身の姿勢ではなく自身のオンボーディングを主体的に考えてもらうことは非常に重要と考えました。そのため、この心構えはオンボーディングプログラムの中でも一番最初のガイダンスでお伝えするように設計しました。

ー7月以降、プログラムはどのように改善したのでしょう?

全社員が早期にパフォーマンスを発揮するためのサポートとして、プロダクト理解のプログラムや、10X Valuesの理解・浸透のためのワークショップ、社内の関係構築のサポートなどを追加しました。これは10XのValuesの1つである「As One Team」が形になったものだと私は思っています。

オンボーディングプログラムの全体像


オンボーディングチームがすべてを担当するのではなく、社内の各部門にセッションやワークショップをお願いしました。例えばプロダクト理解のプログラムについては、BizDevが部門内のオンボーディングとして整備していたものを全社向けに提供してもらいました。

また、4月以降の新入社員の皆さんからの真摯なフィードバックも改善の大きなヒントになりました。そして各プログラムのコーチを担当いただく皆さんも、受け手の体験を考えながら内容検討を進めて下さいました。
最終的に、オンボーディングが担当と新入社員の間で閉じて実施されるものでなく、部門横断でオープンに行われる形になったことが1番良かったと思っています。
そして、個人的には各部門の担当者とあれこれ相談しながら、オンボーディング担当として改善を回すことが全社理解につながり、私自身のオンボーディングにもなっていたんだなぁと実感しています。

オンボーディングに終わりはないので、今後も入社された方の体験を10Xできるよう、がんばります!

ーありがとうございました!

新入社員のオンボーディングへの感想

以上、manaさんへのインタビューでした。熱い想いが伝わったのではないでしょうか?

最後に、リニューアルしたオンボーディングのプログラムを体験した新入社員の方の感想も紹介します!
入社前に想像していた以上に手厚い内容だった、という声が多かったです。

・手厚いオンボーディングありがとうございました!新卒以来でした!

・多くの方に時間を割いていただき、本当にありがとうございました!また、これを毎月ブラッシュアップしながら推進されているCorpメンバーの方々には大きな感謝とリスペクトです!

・1ヶ月のOBDプログラムの実施、お疲れさまでした。またプログラムについてのご相談にも乗っていただき、ありがとうございました。全社プログラムとしてはよくできていて、特に各部門から解像度高く業務についてご説明頂けたのは有り難かったです(デザイン、QA、Corp etc.)。一方でSWEとしてのOBD は改善の余地がありそうに感じており、特に最初期のFBをどう回すかや、「Stailerだいたいわかった」になってもらうまでの補助線などは、今度は受け入れる側として出来ることを考えていきたいと思います。


アンケートでは、さらに改善できるポイントや各部門で取り組むべき点をあげている方が多いことも印象的でした。今後もAs One Teamでオンボーディングの改善が進んでいくのが楽しみですね。以上、10Xのオンボーディングの紹介でした!

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