10XのGrowth&Successチーム紹介
最初に
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イベントはこちらです。
このようなキーワードに少しでも引っかかった方、是非話を聴きに来てください → 「事業成長、グロース、集客(デジタルとリアル)、データ分析、カスタマーサクセス、推薦・検索」
【イベント】
2021.10.13(水)10X をドライブさせるグロース・サクセスチームのミッションと複雑すぎて解きがいのあるIssueたち
本文
こんにちは、10XのGrowth&Successチームです。
本日は10Xの中を構成するチームのひとつである我々「Growth&Success」について書かせていただきます。
実はこの「Growth&Successチーム」とは、以前に10X社員の @mattsun によって書かれた 入社前ですが、10XのGrowthについて語らせてください で言及された「Growthチーム」がそのミッションを進化させてチーム名称を変更したものになります。
まず一番最初に書いてしまうと、このチームは、非常に多種多様なスキルセットを持った人材(*大半はこれから採用します)で構成される個性豊かな集団となる予定です。
Growth&Successチームにいるであろうメンバーは例えば次のような人たちです。
- 小売や消費財の知見を持ったマーケター
- 推薦や検索などの専門性を持つ機械学習エンジニアとプロダクトマネージャー
- 顧客理解に長けたデータアナリストやUXリサーチャー
- データ基盤をゼロから整備するデータエンジニア
etc...
実におもしろそうなチームだと思いませんか。
さて、Growth&Successチームの全体感について少しお話させてください。
10Xでは「Stailer」というネットスーパー事業を簡単に立ち上げられるサービスを展開しています。その中で、Growth&SuccessチームはStailerで立ち上げたパートナーの小売事業者様のネットスーパーを「事業として成功」させることをミッションに持つチームです。
10XではCulture Deckにもある通り、10XのStailerのビジネスは、パートナーである小売事業者様のStailer上での流通総額の一部を対価としていただくテイクレートモデルを採用しているため、事業者様の成功が10Xとしての成功に直結します。
現状、10Xではネットスーパー事業が「成功」するために必要なファクター(Success Driver)の特定を行うスモールプロジェクトをGrowth&Successチームで走らせており、下記のように整理をしています。(この図でも表現している通り"Growth"はSuccessのための大きな一要素、という位置付けで考えています)
これでもそれなりにわかいやすく整理したつもりではあるのですが、これを初めてみた人が多くが「なんだか複雑だな」と感じるのではないかと思います。
実はそれはおっしゃるとおりで、ネットスーパー事業の成功というのは、「消費者と事業者」「売上と費用と規模」など、様々な要素が絡み合う非常に複雑な構造を持った代物なのです。
この複雑性こそが、10Xおよび10XのGrowth&Successチームが挑むべきイシューの大きさであり、またこの仕事の面白さでもあります。
しかし、複雑な問題をただ複雑なままに解こうとしてもそれは辛いだけです。
我々はこの問題に立ち向かうべく、多岐に渡る問題をきちんと構造化・分解し、それぞれのイシューに適切な人材を集めて解決を目指していきます。
先程のSuccess Driverを実現するために、求められるキーワードをマッピングしています。
ここからいくつかのキーワードを抜き出して(赤字のもの)少し詳細に説明してみましょう。これらは10Xとして特に直近で解きたいと考えているイシューでもあります。
この記事で紹介するキーワード
- 顧客のグロース
- 推薦と検索
- データとインサイト
余談ですが、10Xではこうやって数多くのイシューを特定していますが、まだまだ手つかずのものがめちゃくちゃ多いな、という印象を抱いています。これらのイシューの多くはいまからゼロベースでアプローチできるので、その分野に専門性を持ったプロフェッショナルが入社して取り組んでくれれば、比較的短期間でも大きなインパクトを出せるだろうなと思います。様々なポジションがオープンになっていますので、興味を持っていただいたあなたからのご応募をお待ちしています!
代表的なイシュー
顧客のグロース
一般的なECやウェブサービスで言われるのと同様に、ネットスーパーでも「顧客」つまりエンドユーザーであるお客様が全ての起点になり、また最も重要な存在と言えます。
その中でも、10Xは下記のネットスーパー固有の前提に着目しており、顧客の獲得と定着を最重点分野のひとつと捉え、取り組んでいます。
- 地域性が高いビジネスであり、必ず商圏(=顧客数)が限定されている。その中で一定の事業規模を出す必要があるため、利用頻度が高いロイヤル顧客が事業のセンターピン
- 優良顧客による安定的な需要によって配送キャパシティを埋めることがP/Lを良化させる
- 実店舗・リアル空間/デジタル空間/既存顧客基盤(ポイント会員)など、顧客獲得のタッチポイントが多種考えられ、顧客の獲得に戦略性が求められる
この領域については、データ分析やN1インタビューなどによるインサイトを活かしつつも、「小売やエリアマーケティング的な知識」「商材とロイヤル化の関係」のように、一定のドメイン知識(小売・消費財、ショッパーマーケティング)と掛け合わせて開拓していきたいと考えています。
グロース(マーケティング) / 株式会社10X
推薦と検索
Stailerではスマートフォンのアプリ上でネットスーパーのサービスを展開しています。
ネットスーパーはECの一種ではありますが、次のような点で一般的なECとやや異なるユーザ体験の要素を持っていると考えています。
- 平均で20点以上と、一度に買う商品点数が通常のECと比べ格段に多い。そのため、商品の探索や検討に時間が取られるとストレスが大きい
- 一度買った商品(SKU)と全く同一の商品を再度購入することが少なくない
- 同時に、毎回同じ商品だけではなく、季節性のある商材や新発売の商品などの発見性による楽しみの要素も求められる(実店舗と近い体験)
- 商品特性上、欠品が多く発生しうる
このイシューを解くために様々な方法が考えられますが、ひとつの大きなアプローチとして「推薦」と「検索」の果たす役割がかなり大きいと考えています。
必要なのは、いわゆるECの推薦のようにアップセルやクロスセルといった目的だけではなく、「欲しい物をいかに簡単に買えるか」という、お客様体験の向上も考えた、商品探索・購買プロセスの実現です。
現状では、まだ推薦や検索に関する大胆な施策は打てておらず、無限のポテンシャルが眠っている状態です。「ネットスーパーにとっての推薦・検索の最適解」を考え抜き、この空き地を耕すことに興味のあるProduct Manager(推薦・検索)を募集しています。
ソフトウェアエンジニア(検索・推薦) / 株式会社10X
データとインサイト
Growth&Successチームでは「データとインサイト」を非常に重視しています。
Stailer上に蓄積された、小売事業に関わる幅広いデータが蓄積されていますし、10Xで定期的に行っているN1インタビューなどからも消費者と事業に関する深い洞察を得ることができます。
これらの多種多様な情報を操り、「ネットスーパー事業を再現性を持って成功させるための知見」をゼロから作っていくことが求められています。
- 効率的な顧客獲得の方法
- 顧客の定着に効く商品の発見
- 購買頻度の高いバスケットの組成
- オペレーションの効率化(商品のピッキングや配送ルートなどの最適化)
- 事業の財務分析
などなど...他にも無限の切り口での分析とインサイトが求められています。
10Xでは「定性と定量」や「顧客と事業とプロダクト」などの間を縦横無尽に駆け回り、大量のデータと情報を意味あるインサイトに変えてくれるアナリストを求めています。
アナリスト / 株式会社10X
ソフトウェアエンジニア(データ) / 株式会社10X
全てを通して言えること
また、どのイシューを通しても言えることなのですが、Growth&Successチームは「再現性」にこだわっていきたいとも考えています。
10Xは日本全国の小売事業者に対して、Stailerというプラットフォームを通じてサービスを展開していきます。故に、例えば小売事業者Aとの取り組みで得た知見をそこで終わらせずに「フレームワーク」として抽象化・昇華し、横展開をできる知見にしていくことを目論んでいます。
もちろん小売事業者にもそれぞれの色があり、同じではないが、抽象化出来る部分と個別化が必要な部分をうまく分けて、サクセスのフレームを作っておくことは良いことかなと思います。
例えば、ネットスーパー事業の一般的な成長ステージについて研究をし、汎用的なマップとして事業性向のための道標として使えないか、などにも取り組んでいます。
- つまり、次のような人は10XのGrowth&Successチームでの仕事を楽しめることになります
- 物事の仕組みと構造を理解するのが好きな方
- 横展開・汎用化・再現性・成功パターンなどの言葉が好き
- いろいろやるのが楽しい
興味を持っていただいたあなたからのご応募をお待ちしています!
そのために必要なチーム
まず大前提のお話をします。僕らはすでに全ての研究を終え、ネットスーパー事業が「成功」するために必要なことを全て知っているのか?それは、圧倒的に「No」です。Growth&Successチームは今も探索の真っ最中ですし、日々新しい共通知を増やしています。そして、そのプロセスはこれから増える新しい仲間と共に、更に加速し、領域を拡大していくでしょう。
その中で僕らは、現時点で大事と思われるイシューを下記のように整理し、チームアップをしています。
しかし、実際のところはまだ枠組みが見えてきたところで、枠の中にはまだまだ人材が足りんまいというのが実情です。
興味を持っていただいたあなたからのご応募を.....お待ちして...
とはいえ10Xの採用って怖そう
わかります。周囲の方と話していても、このような感想をお持ちの方が多いのを感じています。
そこで、ここではインサイトとファクトを重んじる我々が、なぜ周囲からこのような感想を抱かれているのかを勝手に分析してみました。
1. いる人たちが怖そう
ファクトではありません。
10Xには確かに優秀な人材が多いとは自負しておりますが、非常にフランクかつ真摯にコトに向かっている方が多く、どちらかといえば話しやすい方が多いです。
2. すでに優秀な人がたくさんいて自分の出る幕はない
ファクトではないことが多いです。
特にご自身が優秀な方ほど周囲がよく見え謙虚さを持つがゆえに、こういった感想を抱くことが多いように感じています。
10Xは本当に、本当にまだまだこれからの会社で、手つかずで置いてある課題が山程あります。
優秀なあなたであれば「できることがない」などということは絶対にありません。
3. 事業が大変そう
ファクトです。確かに10Xが扱っている領域は決して簡単な市場ではありません。
ただ、2つ言わせてください。
ひとつめは、それがこの時代のスタートアップの宿命ということです。
ITが日本国内で普及してから20余年、オンライン上で簡単に(というと語弊がありますが、相対的に見て)解決しうる課題は勇敢なスタートアップによって次々と解かれ、やがて「大きくて」「重くて」「複雑な」イシューだけが濃縮するかのように残されていきました。
今の世の中でスタートアップに興味があるのであれば、この複雑性・困難性にはある程度向き合う必要があるでしょう。成功は簡単ではありませんが、10Xでの仕事は、この時代のスタートアップが持つ宿命にチャレンジできるチケットを手に入れることを意味します。
ふたつめは、どんなの複雑な課題でも解決する方法があるということです。
それは適切に分割をし、丁寧に情報を集め、信頼できる有能なメンバーが集うチームで少しづつ解いていくということ。
10Xはそれを出来るチームを持った会社です。上述の通り、簡単な事業ではありませんが、一人で立ち向かわなければいけないわけではありません。志とスキルを持ったたくさんの仲間があなたを待っています。
4. 社長が怖そう
ファクトではありません。
ホントに?と思った方は、記事の最後にご案内するイベントで実際に話を聴いてみることをおすすめします!ぜひ!
なにごとも百聞は一見に如かず。
気になることがあれば、動いてみて「イメージ」ではなく「本当の生の情報」を集めるのが一番!それがサービス開発でもマーケティングでも、そしてキャリアでも同じですよね。
あなたからのご応募をお待ちしています
まずは軽い気持ちでイベントに参加頂けると嬉しいです。
いきなり応募だ!というのももちろん大歓迎。ぜひ採用サイトやCultureDeckもご覧ください。
2021.10.13(水)10X をドライブさせるグロース・サクセスチームのミッションと複雑すぎて解きがいのあるIssueたち