【10Xの6年間】 2名→120名までを写真で振り返ってみた

2023/6/26

本日2023年6月26日に、株式会社10Xは創業6周年を迎えました!そこで今回の10Xブログは、6年間でどのような非連続な成長があったのか、これまでの歩みを振り返ります。それでは早速行ってみましょう!

2017年6月26日、株式会社10X創業!

6年前の6月26日、CEO矢本@yamotty3)CTOの石川(@_ishkawa)が株式会社10Xを創業しました。矢本が東日本大震災の避難時に「火を入れた料理」に感動したこと、また育休中に家族の食事を創り続けた原体験から、「タベリー」のMVP(Minimum Viable Product:ユーザーに必要最小限の価値を提供できるプロダクトのこと)を作ったことがきっかけです。創業当時はまだオフィスもなく、シェアオフィスで矢本・石川でタベリーをリリースすることに集中。2人で話して方向性を決めては石川がプロダクトを作り、その間に矢本は採用活動やマーケティング活動に集中するという、まさに二人三脚の日々でした。

二人三脚の日々、CTO石川が撮影したCEO矢本


タベリーのユーザー導線を記したメモ。ネットスーパーとの連携構想は当初から

2017年12月 献立アプリ「タベリー」iOS公開

創業から数ヶ月経ち、3人目の社員であるソフトウェアエンジニアの石田(@wapa5pow)が入社しました。また5,600万円の資金調達を行ってオフィスを開設するなど、少しずつ会社らしくなってきました。

タベリーのアプリ画面。「10秒献立作成アプリ」

オフィス引っ越し初日の様子。まだ机も椅子もなく…!?

その後机が来たものの、まだ膝立ち作業だった様子

(この後無事に椅子も納品されました!)

2018年5月 献立アプリ「タベリー」Android公開

創業から約1年。社員も4人まで増え、少しずつ出来ることが増えてきました。念願だった「タベリー」Android版をリリースしながらも、将来的なサービスの刷新を見据え、タベリー有料版を終了させたのもこの時期です。また仮説検証のために実験的なプロダクト「スクショケシ」をリリースしました。

エンジニアの沢田もジョイン。社員は4名に

まさに「10xから逆算する」 という当時のバリューを体現し、様々な検証を行いながら、10Xのプロダクト方針をより強固にしていきました。

2019年5月 タベリー内「オンライン注文機能」のサービス提供をiOSにて提供開始 

創業から約2年。タベリー内で作成した1週間分の献立に必要な買い物リストの食材を、たった数タップでオンライン注文することが可能となりました!また同時期に2.5億円の資金調達を発表し、社員も7名になりました。この機能をきっかけに、少しずつ大手小売業者の方と接点ができ、お話をさせていただく機会も増えてきました。

水天宮オフィスの近くにて!社員7名時代の1枚

2019年8月 自社ネットスーパー「タベクル」のテスト開始と終了

実はこの頃、10Xは自社で運営するネットスーパー「タベクル」を作りました。自分たちで倉庫やトラックを借り、矢本が実際に住んでいたマンションの方に1,000枚のチラシをポスティングして注文者を募るなど、泥臭く検証を行う期間でした。
結果的に4ヶ月間のテストを通じて「タベクル」は終了しましたが、実際に自分たちでネットスーパー運営を経験したことは、後のStailer開発にも大きく活かされました。

自分たちで仕入れや梱包も実施。右写真はトラックに商品を載せている様子

2020年5月 開発不要でネットスーパーを立ち上げ可能な「Stailer」公開

開発不要でネットスーパーを立ち上げ可能な「Stailer」を公開しました。新型コロナウイルスの感染拡大による急速な需要拡大の追い風もあり、公開後から多くの問い合わせを頂きました。また小売事業者へのStailer導入を推進するため、3億円の資金調達を行いました。


開発不要でネットスーパーを立ち上げ可能な 「Stailer(ステイラー)」提供開始、および3億円の資金調達を実施しました


またこの頃に10Xのワークスタイルにも変化が。会社としてはこれまで雑談を大事にしており、全員が一堂に会して集まることを推奨していましたが、社員と社員の家族を守ることを第一に、2020年3月から完全リモートワークに切り替えました。

2020年6月、10X創業3周年!

2020年6月には、創業3周年とStailerリリースのお祝いを行いました。これまでの歩みを振り返るとともに、これから本気で「10xを創る」というミッションを達成するべく決意を新たにしました。

3周年のパーティーの様子。かわいいケーキを囲んでお祝いしました!

2020年6月、ネットスーパー業界初のスマートフォンアプリをリリース

2020年6月には、『イトーヨーカドー ネットスーパーアプリ』をリリース。Stailerプロダクトの1つ目はここからスタートしました!

イトーヨーカドーと共同で、ネットスーパー業界初のアプリ「イトーヨーカドー ネットスーパーアプリ」を6月15日(月)より本格運用開始しました。

2020年11月、現在の東日本橋へオフィス移転。「フレスタ」へのアプリ提供を開始

Stailer『イトーヨーカドー ネットスーパーアプリ』リリース以降、大手スーパーや小売事業者などからStailerに関してのお問い合わせを多数いただき、2020年、そして2021年以降にサービスリリース予定のパートナーが増えていきました。また、現在も10Xがオフィスを構ている東日本橋へオフィスを移転したのもこの時期!今後の事業の拡大を見据え、水天宮前から移転しました。

3倍の面積のオフィスに移転。

店舗でのオペレーションを再現したピッキングラボもできました

また2020年末には、創業130年を超える歴史を持つ広島の老舗スーパー「フレスタ」と提携し、『フレスタ ネットスーパーアプリ』の提供を開始しました。

『フレスタ ネットスーパーアプリ』画面

2021年3月、「ライフネットスーパーアプリ」を提供

2021年3月初旬には、首都圏・近畿圏で275店舗のスーパーマーケットを展開する株式会社ライフコーポレーションとの取り組みを発表。ライフが運営するネットスーパー「ライフネットスーパー」のモバイルアプリの提供を開始しました。首都圏の店舗が多く、知名度も高いため「ライフのアプリ使ってます!」という声をいただくことも多いです。

2021年3月、Stailer初!ドラッグストアのDX推進を開始

時を同じくして、東北地方で店舗を展開するドラッグストア、薬王堂との取り組みも発表しました!こちらのリリースにて「P!ck and」アプリで商品を注文し、「車上受取」もしくは「レジ受取」にて、商品が受け取れるようになりました。

その後薬王堂公式アプリ「P!ck and」では、2021年10月にロッカー受け取り機能をリリース2022年の2月に自宅配達も開始し、車上受け取り・レジ受け取り・ロッカー受け取り・自宅配送、と多様な受け取り方法が選択可能になりました。

2021年4月、現在の10XコーポレートロゴとD&Iポリシー制定


10Xの新しいコーポレートロゴのテーマは『未知なる道』。「10xを創る」という10X社のミッションを、一つなぎの「10」と断続性のある「X」という対となる意匠で表現しました。kern inc.によるデザインです!

今ではすっかり馴染んだ10Xのコーポレートロゴ


10X Diversity & Inclusion Policyは、ミッション・バリューに加えて組織の最重要な価値観の1つと据え、このタイミングで策定・公開しました。同時に「メンバーが長期的に安心して仕事ができること」を目指し、社内制度・福利厚生の導入も発表しました。

2021年6月、社員が長期的に安心して働くための人事制度「10X Benefits」を導入

ちょうど2年前には、10Xの人事制度「10X Benefits」を導入。小売・流通領域は「誰かの家庭を支えるインフラの仕事」であるからこそ、10Xの社員も自身の家庭やプライベートの時間を大事にしてほしい、という考えのもと策定されました。
10Xは当時設立4年目のスタートアップですが、今後、事業・組織がサステナブルな成長を続けていくため、早い段階から制度を整えるべく、このタイミングでの制定に至りました。

2021年7月、シリーズBで15億円を調達

DCMベンチャーズ、ANRIを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額約15億円を資金調達。このタイミングでの累計調達額は約21億円となりました。「生鮮食品や日用品をオンラインで購入する」という体験をさらに当たり前にすべく『Stailerプラットフォームの流通総額を今後2年間で10倍以上にする』と宣言しました!

10X、シリーズBで15億円を調達 Stailerの展開加速と採用・組織拡大に投資


2021年末にかけてはStailer事業のスケールフェーズに合わせて採用も急拡大しました。様々なポジションのメンバーが増え、なんと2021年の1年間では、新しく27名のメンバーが入社!

2020年末のオフサイトの様子はこちらの記事でも紹介しております!

2022年1月、日本全国への居住が可能に

オフィス出社・リモート勤務を自由に選択できる「10X Workstyle」へと移行したのはこのタイミング!2020年3月以降、本格的なリモートワークを開始していましたが、さまざまなメンバーが最大限に成果を発揮できる状態を選択できるよう、居住地に関わらずリモートワークが可能になりました。

2022年2月、10X Valuesをアップデート

社員10名ほどだった時代に策定した10X Valuesは、2021年末から見直しを行い、2022年2月にアップデート版を発表しました。個々のValueが日本語から英語へ変化したり、Doがよりシンプルになったり、そのコンテンツも変化したものの、大筋は変わらず、より価値観が昇華された形になりました。

10X Valuesをアップデートしました

2022年2月〜6月、怒涛のリリース!

2020年6月のStailerリリースから約1年半。これまで準備を進めてきた取り組みが次々と芽を出し、2022年上半期は多くのパートナー企業との提携発表・サービスローンチが相次ぎました。

エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャー、CS、BizDevなど様々な人が開発に携わり、サービスローンチにこぎつけました。こちらの記事では、2022年に連続ローンチした4サービスについて、BizDevメンバーに質問しております!
直近ローンチした4サービスの"裏側"を担当BizDev4人に聞いてみました! | 10X, Inc.

また、社内のメンバーも着実に増え、23年6月の頃の10Xは、フルタイムメンバーがなんと68名となりました!

全員が入るオフサイト会場を探すのも大変になってきました…!

2022年9月〜12月、Stailerから販売促進のための4つの新機能登場!

小売ECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」が小売事業者向けに2つの新機能「クーポン管理機能」「バナー管理機能」の提供を開始 | 株式会社10X

ネットスーパーやドラッグストアECは実際の店舗に比べて「商品を魅力的に訴求することが難しい」「販促企画を迅速に行うことが難しい」などの課題がありました。ネットスーパーが抱える課題を解決するべく、10X主体となって、Stailerの機能開発を進め、この時期は販促のための「クーポン管理機能」「バナー管理機能」「特集管理機能」そしてAIを活用した「レジ前推薦機能」の4つの機能をリリースしました。

2023年3月、10X、メガバンク・地銀等から15億円の借入を実施!

また、2023年3月には15億円の調達を実施したことも印象的なプレスリリースとなりました。全国の銀行と連携し、今後さらにさまざまな小売事業者との取り組みを進め、さらにStailerを成長させていきます!

今後のさらなる非連続な成長に向けて

2023年6月時点、10Xのメンバーは120人となりました!
Stailerは3周年、そして株式会社10Xは6周年を迎えました。これからも10Xは、Stailerを通じて、身近な人の生活に深く関わる領域での挑戦と模索を続けていきます。
「10xを創る」ミッションの達成に向けて、これからも非連続な成長を生み出す仲間を募集しています!

2023年4月の全社オフサイトでの集合写真。本当に大所帯になりました…!

最近はオフィスに出社する人数も人が増えてきました。

3名時代から見比べると、オフィス風景もかなり賑わっていますね!

10Xでは一緒に働くメンバーを大絶賛募集中です!

10Xでは現在、様々な職種のメンバーを募集しています。興味をもって頂いた方はぜひ採用情報をご覧ください。
詳細はこちらをご覧ください。


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10xへの到達率は、まだ0.1%。
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